中学英語が途中からわからなくなるのは、実は最初からよく理解していなかったケースが圧倒的に多い 

英語学習

英語がずっと苦手で、大人になってもう一度やり直したいという大人の方に、中学英語はどのあたりから苦手になったかを伺うと、「最初からもうちんぷんかんぷんで・・」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、「中2になった頃から」と答える方が多いです。

「中1の頃はまだなんとかできていたけど、中2になった途端に難しくて理解不能になり、ついていけなくなってしまった」と。

「中1レベルは大丈夫なので、中2の内容からやりたいです」とおっしゃるのですが、そういう方に中1レベルのテストをしてみると、かなり理解が怪しい場合がほとんどです。もちろん、学校を出て何年も経っているので忘れてしまっているということもありますが、この状態では中2の内容はとても理解できないので、もう一度中1の最初からやり直しましょうということになります。

中学英語の中1レベルは、英語の基礎中の基礎

英語は、積み上げ型の教科です。

すべての単元が関連しあっているので、きちんと理解したうえで次に進まないとわからなくなってしまいます。

中学英語の中1レベルは、算数で言えば四則演算のようなもの

四則演算は、算数・数学の基礎中の基礎ですよね。
これがわからないと、後に習う方程式も関数も面積も体積もわからないことになります。

中1で習う英語は、まさに算数の四則演算のような基礎中の基礎。

これが理解できていないと、その先何も理解できません。

中学英語の中1レベルは、完ぺきに理解しておかないと中2以降が絶望的

恐ろしいことを言うようですが、本当です。

英語が苦手な人は、中1レベルのどこかが理解しきれてないです。

では、理解しきるとはどういうことでしょう。

それは、中1レベルのすべての問題に正解できることです。

学校のテストなら100点満点を取って当たり前。
1問でもミスをすれば、そこが理解しきれていないところです。

繰り返します。
中1レベルの英語は、100点満点を取って当たり前。

中学英語のとりわけ中1レベルは、そのくらいの気持ちでやらないとだめです。

中1で100点を取らずして中2になってしまったから英語が苦手になった、といっても過言ではありません。

中1レベルが完璧に理解できればその後の中2レベルの学習は知識を上乗せしていくだけです。
かなりスムーズにいくでしょう。

中1レベルの英語を、まずは徹底的に理解しきる

いや、中1は大丈夫、と思っている人も、まあそう言わずにやってみてください。

いきなりわからないところから始めるよりも、楽勝なところからやる方が気持ちも軽いでしょ。

サクサクやっていきましょう。

全問正解できればそれでよし。

不正解があったらそこは見過ごさず、重点的に覚えなおしましょう。

そうやって英語の基礎中の基礎を固めちゃってください。

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