3人称単数現在のs、略して3単現のs。
英語の初歩で習う文法ですが、これはきっちりと押さえるべき重要ポイントです。
しっかり理解できないままでいると、その先で挫折します。
3単現のsとは?
3単現のs という英文法のルールをわかりやすく言い換えると、
「主語が3人称単数で、一般動詞を使う現在形の文は、一般動詞の語尾に s をつける」です。
3人称単数とは?
主語には、
1人称(話し手・自分)、
2人称(聞き手・あなた)、
3人称(第三者・彼、彼女、○○さん、クラスメートたち・・・など)
があり、それぞれ単数・複数があります。
1人称の単数は I(私は)、
複数は we(私たちは)です。
主語が3人称単数とは、
he, she, Mr. Brown, my friend Bob, my mother, his sister など、
第三者で一人の人(またはひとつのもの、1匹の動物などもある)のことです。
現在とは?
文には時制があり、現在、過去、未来などですが、このうち3単現のsは現在形の文に関係しています。
つまり、過去や未来の文には動詞にsをつけることはありません。
s とは?
主語が3人称で単数の一般動詞の文のときに、一般動詞の語尾に s をつけます。
終わりに s をくっつけるだけでいい単語がほとんどですが、単語によってはスペルに注意が必要なものもあります。
studies, goes, has, washes, watches, teaches など。
例文で練習!
理屈だけ読んでもなかなかわかりづらいと思います。
以下の例文で練習してみてください。
主語が変わると動詞も変化していますね。
また、主語が3人称でも複数なら動詞に s はつけずにそのままです。
I like tennis.
He likes tennis.
They like tennis.
You have a dog.
My friend has a dog.
My grandparents have a dog.
I take karate lessons every week.
My sister takes karate lessons every week.
My sisters take karate lessons every week.
I want to go to Canada someday.
He wants to go to Canada someday.
My friend and I want to go to Canada someday.
I swim fast.
He swims fast.
Our coach swims fast.
Our coaches swim fast.
英文法は細かいところも意識する
このように英語は、主語が1つ変わるだけでほかにも変わる箇所がわりとあります。
なので、英文を作るときは、すみずみまで十分気を配る必要があります。
