こんにちは。
ご来訪ありがとうございます。
少し長めの英文を日本語に訳すとき、文末から訳すとうまくいったという経験は多くの人がしていると思います。
これは英語と日本語の特性の違いによるもので、自然な日本語にするためにはどうしてもそうなってしまうことが多いです。
では、英文は終わりの方から読んでいけばわかりやすいのかというと、そうでもないんです。
今回は英文を訳すときの考え方について書いていきます。
英語と日本語の語順
当たり前ですが、英文を訳すとき、単語を順番に日本語に置き換えるだけでは訳になりません。
それぞれの文法で、語を並べる順番が違うからです。
英語は言いたいことから先に言う言語
英語も日本語も、たいてい主語を真っ先に言うということは共通しています。
でも、主語の次に来るものが英語と日本語とでは異なります。
英語は言いたいことから言っていきます。
たとえば、以下の文。
Excited fans were hanging around the rear exit hoping to catch a glimpse of Michael.
株式会社アイシーピー DUO3.0より引用
頭から訳すと、
興奮したファンたちが/群がっていた/裏口に/期待しながら/一目見ようと/マイケルを
となります。
一番言いたいことから始めて、付随する情報はあとから追いかけるように付け足されています。
日本語は周りを固めておいてから最後に言いたいことを言う言語
以下が上の例文の日本語訳です。
興奮したファンたちが、マイケルを一目見ようと裏口に群がっていた。
株式会社アイシーピー DUO3.0より引用
きれいにまとまっていますね。
主語の後は、元の英文の後ろから前に前に訳されています。
ただ、少し見方を変えると、一番大事なのは、「ファンたちが、群がっていた」という主語・述語の部分なのに、訳文では主語と述語の間にいろいろなものが挟まっています。
周りをいろいろ固めておいてから最後に結論を言っている感じです。
最後まで読まないと何を言おうとしているのかわからない、とも言えます。
これが悪いと言っているのではありませんよ。
これが日本語の特性なんです。
英文は、頭から読んで言いたいことをつかんでいく
英文を日本語に訳すときは、2つの言語の特性の違いを踏まえて訳すとやりやすいです。
日本語の「主語・述語」は英文の「主語と動詞」として文の始めに来ています。
だから英文は頭から読んで言いたいことをまずつかむのが、文全体の意味を理解する近道になります。
最初から完璧な日本語訳になっていなくていい
先ほどの文は、脳内でこんな風に読んでみてはどうでしょうか。
赤字は心の声です。
興奮したファンたちが、群がっていた
(どこで?)
裏口で
(どんな様子で?)
期待しながら
(何を?)
一目見ようと
(誰を?)
マイケルを
一見ぐちゃぐちゃですが、脳内のことなので、誰が見るわけでもありません。
納得いくまで盛大に散らかしても全然平気♪
スピーキングならここまでできればOK。
意味がわかれば即、レスポンスに進めばよいので、次のステップは不要です。
言いたいことがわかったら最後に自然な日本文にしていく
訳を文として残すには、脳内でつかんだ意味を最後にきちんとした日本文にする必要があります。
先ほどの日本語訳です。
興奮したファンたちが、マイケルを一目見ようと裏口に群がっていた。
株式会社アイシーピー DUO3.0より引用
文末から訳されることが多いのは、結果的にそうなっただけ
きちんとした自然な日本語に訳された文は、元の文の文末から訳されていることが多いです。
でも、それは結果的にそうなったにすぎません。
英文を訳すときは頭から
英文は、いきなり文末から訳そうとせず、まずは頭から取り組んで。
一番言いたいことからつかんでいくのがおススメです。
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